相談事例

テーマ

室蘭の方より相続についてのご相談

2022年10月04日

Q:相続財産の調査をしていますが、預金通帳が見つからず困っています。(室蘭)

私は室蘭在住の50代主婦です。先日、室蘭の実家に住む父が亡くなり、葬儀を行いました。母は先に亡くなっているので、相続人は私のみになります。今は実家の片づけを行いながら相続財産を調べ始めているところですが、父の退職金が入っているはずの口座の通帳とカードが見つかりません。生前、父は退職金をそのまま残してあると話していたのでどこかにあるはずなのですが……。銀行がどこなのか分かれば相続に必要だと説明して何とかなるような気がするのですが、今は問い合わせることも出来ずにいます。行政書士の先生、残された家族がそれを調べることは可能でしょうか?(室蘭)

A:戸籍謄本を用意すれば、銀行から残高証明書を取り寄せることができます。

相続人は、銀行に対して故人の口座の有無、また口座の残高証明や取引履歴などの情報開示を求めることができます。ですので、まずは亡くなったお父様が、ご家族に遺産について伝えるために遺言や終活ノートを遺されていないかを確認して下さい。通帳などの情報を遺族がすべて把握することは難しいので、どこかにメモ等をしてまとめている可能性もあります。それらがない場合は、次のような方法で探してみましょう。
まずは遺品の整理をして通帳やキャッシュカードそのものを探します。もし見つからない場合は、銀行からの郵便物や粗品、カレンダーやタオルなどを手がかりにし、その銀行に問い合わせてみましょう。以上のようなものが全く見つからない場合は、自宅や会社近くの銀行に直接問い合わせます。ただしこれらの開示請求をする際に、相続人であることを証明するための戸籍謄本の提出が求められますので、事前に準備しておきましょう。

 

相続人や財産の調査などをはじめ、相続手続きが思うように進まず予想以上に時間がかかることもあります。ご自身での調査が難しい、またはご不安がある場合は、相続の専門家が在籍する室蘭相続遺言相談センターに依頼してみてはいかがでしょうか。戸籍の収集から財産調査、相続手続き全般について相続の専門家が豊富な経験をもとにしっかりとサポートさせていただきます。
室蘭にお住まいで、相続についての相談がある方は室蘭相続遺言相談センターの無料相談をご利用ください。室蘭の地域事情に詳しい行政書士が親身になって相続や遺言書作成、生前対策に関して全力でサポートをいたしております。お気軽にお問い合わせください。

室蘭の方より遺言書についてのご相談

2022年09月01日

Q:両親連名の署名がある遺言書には、効力が発生するのでしょうか?(室蘭)

はじめまして。私は室蘭在住の50代会社員です。先日、父が大病の末、室蘭市内の病院で亡くなりました。母は健在で残された自宅で暮らしています。

相続するにあたり、母は父と2人で遺言書を書いたので、それを基に相続を進めればよいと遺言書を出してきました。父の相続人は、母と二人兄弟である私と関東に住んでいる兄の3人です。

遺言書には、室蘭にある複数の不動産の分割方法や、その他財産についての分割方法で、その多くが母と私に相続するとあり、父と母の連名で署名がありました。兄に残された遺産は少なく、不満を持った兄がこの遺言書は連名の署名であるため、無効になるはずだと言い始めました。両親と兄は昔から折り合いが悪かったことがこのような遺言書を残した理由として考えられるのですが、兄の言う通りこの遺言書は無効になるのでしょうか?(室蘭)

A:二人以上の署名がされた遺言書は、たとえご夫婦であったとしても無効となります。

本人以外の方と一つの遺言書を連名で作成する事は、民法上では「共同遺言の禁止」に該当するためお父様の遺言書は無効となります。(2人以上が同一の遺言書を作成することはできない)

遺言者が2人以上いた場合、どちらかが先導してその遺言書を作成された可能性が否定できません。「遺言者の自由な意思を反映させることを基に作成される」ものとして遺言書は作成されるので、署名をしたそれぞれの人の自由な意思を反映していないと判断され複数名での署名がある遺言書は無効であると判断されてしまうのです。

また複数署名の遺言書は、遺言書を撤回する場合にも署名した全員から同意を取り付ける必要があり、それぞれが自由に遺言の内容を選択することが出来なくなってしまいます。

個人でも作成、保管が可能な「自筆証書遺言」は身近で手続きが不要で費用もかかりませんが、法的に内容が無効となる場合、故人の最終意志が実現できないものとなってしまいます。今回ご相談いただきましたように、法律で定める形式に沿って作成されていない遺言書は原則無効となってしまいます。遺言書、相続について悩まれている方は、相続手続きに精通した専門家へご相談されることをおすすめいたします。

「どの事務所を選べば良いかわからない」という方は、これまでにたくさんの相続・遺言書作成をサポートしてきた実績のある室蘭相続遺言相談センターにぜひともお任せください。室蘭相続遺言相談センターでは豊富な経験と知識を持つ行政書士による初回無料相談を設け、室蘭の皆様の相続・遺言書に関するお悩みやお困り事を詳しくお伺いしております。

同じような相続・遺言書に関するご相談であっても、その内容は家族構成等によって異なってくるものです。どんなに些細なことでもまずはお気軽に室蘭相続遺言相談センターまで、お問い合わせください。

行政書士ならびにスタッフ一同、室蘭の皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申しております。

室蘭の方より相続についてのご相談

2022年08月03日

Q:法定相続分の割合についてご質問があります。父の相続が発生しましたが、自分の法定相続分がわからないので行政書士の先生にお伺いしたいです(室蘭)

2カ月前に室蘭で同居していた父が亡くなり、兄と妹と相続について話し合いを進めています。話し合いの問題となっているのが、法定相続人と法定相続分の割合についてです。私たち兄弟には年の離れた姉がいましたが10年前に亡くなっています。姉には2人の息子がいるものの室蘭に住む私たちとは疎遠で父の葬儀にも参列していません。

遺産分割協議を兄と妹と行って、遺産分割協議書を作成し室蘭市内の銀行で手続きを試みたものの、戸籍が足りていないのと、遺産分割協議に相続人全員分の署名がない可能性があるとのことで戻されてしまいました。

亡くなった姉の子供たちも相続人になるのでしょうか。教えていただけると助かります(室蘭)

A:被相続人より本来相続人である子供が先に亡くなっている場合、相続権は孫に代襲します。

結論から申し上げますと、お姉様の2人のご子息も、今回の相続において相続人でしょう。

基本的に被相続人の子どもは実子、養子に関係なく相続人です。そもそも子というのは民法により第一順位の法定相続人と定められているため、存在する場合には必ず相続人にあたります。

 

【法定相続人とその順位】

第一順位:子供や孫(直系卑属)

第二順位:父母(直系尊属)

第三順位:兄弟姉妹(傍系血族)

 

ただし、第一順位の子供が親より先に亡くなっている場合には、その子供の子供、つまり被相続人にとっての孫が相続することになります。このことを代襲相続といいます。

配偶者が相続人にいないので、法定相続分は兄弟で同割合です。お姉様のご子息たちについては、お姉様が受け継ぐはずであった相続分を分けることになります。

 お兄様 1/4 ご相談様 1/4 妹様 1/4 お姉様のご子息2人 1/8づつ

 なお、遺産分割については必ずしも法定相続分で分ける必要がなく、相続人全員の合意があれば、どのように分けても問題ありません。

どちらにせよお姉様のご子息お2人の合意なくして、遺産分割協議を進めることはできませんので、連絡してみてください。

 

室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭地域の皆様の相続について、サポートをしております。室蘭近郊にお住まいの方に向け、専門家による遺産分割や相続手続きなどのご相談をおうけしています。まずはお気軽に室蘭相続遺言相談センターの無料相談をご活用ください。

行政書士甲田啓一事務所室蘭の専門家です。

0120-56-8015

営業時間 9:00~18:00(月~土)※電話受付は20時まで ※土曜日は要予約
つながりにくい場合・休日時間外ご対応 担当者直通:080-8636-8015まで

初回の無料相談実施中!

室蘭市を中心に登別市・伊達市・白老町・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町など北海道南西部エリアにお住まいの方は、お気軽にご相談ください。

  • 事務所概要
  • アクセス
  • メールでのお問い合わせ

無料相談実施中!

  • 0120-56-8015
    営業時間 9:00~18:00(月~土)
    ※電話受付は20時まで ※土曜日は要予約
    つながりにくい場合・休日時間外ご対応
    担当者直通:080-8636-8015まで

  • 初回60分~90分無料相談のご案内
  • 事務所案内
  • 代表あいさつ
  • アクセス
  • サポート料金
  • 無料相談

アクセス

  • 事務所所在地


    室蘭相続遺言相談センター
    〒050-0083
    北海道室蘭市東町
    2丁目23番25号

室蘭相続遺言相談センターは、
法令遵守で運営しております。

相談事例Q&A

ご相談事例Q&A形式でご紹介いたします

  • 片づけ代行

当事務所が選ばれる理由

  • 親切丁寧な
    説明

    お客様のお困り事に親身に、専門家が分かりやすくご説明いたします。

  • 出張相談
    完全無料

    概ね50キロメートル以内の近隣市町村への出張相談が無料です。

  • 土日祝・夜間
    相談対応

    平日ご相談に来られない方もお気軽にご相談ください。※事前に予約が必要です。

分野別メニュー

サイトマップ

行政書士甲田啓一事務所は室蘭の専門家です。

初回の無料相談実施中!

0120-56-8015

営業時間 9:00~18:00(月~土) ※電話受付は20時まで ※土曜日は要予約
つながりにくい場合・休日時間外ご対応 担当者直通:080-8636-8015まで

室蘭市を中心に登別市・伊達市・白老町・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町など北海道南西部エリアにお住まいの方は、お気軽にご相談ください。

  • 事務所概要
  • アクセス
  • メールでのお問い合わせ