
2025年06月03日
Q:相続手続き完了までの期間と必要な書類を行政書士の先生に教えていただきたいです(室蘭)
室蘭に住む父が先日亡くなったため、これから相続手続きを行う予定です。相続人は母と子供である私ですが、母が高齢のため、手続きのほとんどを私がやることになります。ただ現在、私は室蘭には住んでおらず、仕事もあり相続手続きにかけられる時間があまりないため、事前に相続手続きについてかかる期間や準備が必要な書類等を教えていただければと思い、ご連絡いたしました。
遺産については、室蘭の実家と預貯金が少しあります。長期休暇のタイミングで一度室蘭に帰り、相続手続きを完了できればと思っておりますので、何の手続きにどの程度の期間が必要なのか、準備が必要な書類は何があるのかを教えていただけると助かります。(室蘭)
A:相続手続きにかかる期間と事前準備が必要な書類についてご説明いたします。
室蘭相続遺言相談センターにお問い合わせのご連絡をいただき、ありがとうございます。
まず、一般的には以下のような財産が、相続手続きに関係する財産となります。
- 金融資産:現金、預金・株など
- 不動産:ご自宅の土地や建物など
相続手続きの対象となるものは他にもありますが、今回はその中でも多くを占める上記2つについてのご説明をいたします。
【金融資産のお手続き】
被相続人(故人)の口座名義を相続人の名義へ変更、または口座解約を行い相続人へ分配します。※各金融機関にてお手続きを行います。
必要書類・・・戸籍謄本一式、印鑑登録証明書、遺産分割協議書、各金融機関の相続届等(金融機関、相続する内容により異なる場合があるため、各金融機関にご確認ください)。
手続き完了までの期間・・・一般的に2か月弱程度
【不動産のお手続き】
被相続人(故人)が所有する不動産の名義を相続人の名義へ変更します。※法務局にて変更の申請を行います
必要書類・・・戸籍謄本一式、印鑑登録証明書、遺産分割協議書、被相続人の住民票除票、相続人の住民票、固定資産税評価証明書等
手続き完了までの期間・・・一般的に2か月弱程度
一般的なお手続きについてご説明いたしましたが、自筆証書遺言が見つかった場合や、行方不明の相続人がいらっしゃる、未成年の相続人がいらっしゃる等の場合は、家庭裁判所でのお手続きが必要となり、より多くのお時間がかかることもあります。室蘭で相続手続きについてご不安がある方は室蘭相続遺言相談センターの専門家までお気軽にご相談ください。
なお室蘭相続遺言相談センターでは不動産登記および家庭裁判所への申し立て業務などの司法書士の独占業務についてはパートナーの司法書士が担当します。ワンストップで相続手続きを対応できるよう連携してお手伝いいたしますのでご安心ください。
室蘭相続遺言相談センターは、相続手続きの専門家として、室蘭エリアの皆様をはじめ、室蘭周辺の皆様からもご相談、ご依頼を多数いただいております。
室蘭相続遺言相談センターでは、皆様の相続手続きについて、室蘭の地域事情に詳しい行政書士が真摯にサポートさせていただきます。まずはお気軽に室蘭相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用ください。室蘭相続遺言相談センターのスタッフ一同、室蘭の皆様、ならびに室蘭で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
2025年05月02日
Q:兄が亡くなり、相続が発生しました。兄の相続手続きに必要な戸籍謄本について行政書士の先生にお伺いしたいです。(室蘭)
先日、室蘭に住む兄が亡くなりました。亡くなった兄は離婚歴があり、子供はいません。私たちの両親は他界しています。したがって、相続人は私のみになると思います。
兄の相続手続きを自分で進めようと、調べてみたのですが戸籍収集の時点でつまづいております。親の相続手続きではなく、兄の相続手続きになるため、戸籍の取り寄せも異なるのでしょうか。どの戸籍を取り寄せれば相続手続きをスムーズに進めることができますか?具体的な戸籍の種類を教えていただきたいです。(室蘭)
A:兄弟の相続手続きで必要な戸籍は下記になります。
まず、相続手続きで必要となる基本的な戸籍は下記になります。
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
- 相続人全員の現在の戸籍謄本
兄弟の相続では上記に加え、下記の戸籍も必要となります。
- 被相続人の両親それぞれの出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
これらを収集することで、法定相続人であることを第三者に証明することができ相続手続きを進めることができます。
被相続人の出生から死亡までの戸籍では被相続人の配偶者や子がいるか、確認することができます。認知した子供や養子がいる場合も記録されているため、万が一戸籍収集によってその存在が発覚した場合にはその人が相続人になりますのでご相談者様は相続人ではありません。こういったことを確認するためにも上記の戸籍を収集し、相続人を確定する必要があります。
被相続人の出生から死亡までの戸籍収集は、最後の戸籍から従前戸籍に関する記載を読み取って、出生時の戸籍までさかのぼっていく必要があります。被相続人が過去に複数転籍をしている場合には、過去に戸籍が置かれていたすべての市区町村に戸籍を請求しなければならないため、手間がかかります。兄弟相続では、ご自身のご両親の戸籍から順を追います。兄弟相続での戸籍謄本の収集は手間と時間を要しますので、早めに着手するようにしましょう。
兄弟の相続になる場合、相続人であることを証明するには上記の戸籍を収集する必要があるため大変な作業です。戸籍収集だけでもかなりの時間を要してしまうため、お仕事で忙しい方やこういった手続きが不慣れな方の負担が大きくなってしまいます。戸籍収集は専門家に依頼することも可能ですので、お困りの方はご相談されるとよいでしょう。
室蘭で相続手続きの相談なら室蘭相続遺言相談センターにお任せください。室蘭相続遺言相談センターでは室蘭の皆様の相続手続きを親身にサポートいたします。初回は完全に無料でご相談いただけますので、まずは気軽にお問合せください。
2025年04月03日
Q:両親が夫婦連名の遺言書を作成しようとしているのですが、行政書士の先生、これは問題ありませんか?(室蘭)
私は室蘭に住む40代女性です。先日、同じく室蘭に住む両親と食事をしていた際、両親から終活に取り組んでいるという話を聞きました。両親ともに80代に入りましたので、これからのことを前向きにとらえていることは素晴らしいと思いますし、私たち3姉妹が相続で揉めないようにと考えてくれることも嬉しく思います。
ただ、ひとつ気になったのが、両親が夫婦連名で遺言書を書こうとしている点です。母は基本的に父の決めることに反対することはないので、気持ちの面では夫婦で遺言書を書くことに違和感はないのですが、さすがに亡くなるのが夫婦一緒ということはなかなかないでしょうから、2人で遺言書を書いてもいいのだろうか?と疑問に思います。行政書士の先生、夫婦連名での遺言書に問題はないかどうか、教えてください。(室蘭)
A:2人以上の者が同一の遺言書を作成することは民法で禁じられています。
民法では、2人以上の者が同一の遺言書を作成する「共同遺言」を禁じています。もし、室蘭のご両親がお2人でひとつの遺言書を作成し、夫婦で連名してしまうと、せっかく作成した遺言書も法的に無効とされてしまうでしょう。
なぜ、共同遺言が禁じられているのでしょうか。
それは、遺言書は他人の意見に影響されることなく、遺言者本人の意思を自由に反映すべきものだからです。もし遺言書を2人以上で作成してしまうと、だれか1人が主導的な立場で遺言内容を決め、その他の人はその意見に従うしかなかった、という状況を否定できません。これでは、全員の意思が自由に反映していることが証明できないのです。
また、誰か1人が遺言内容を修正したり、遺言書を撤回したいと思った時、連名の場合は全員の同意が必要となります。これは、遺言書の修正や撤回の自由も奪われているといえます。
このように、共同遺言は遺言書に関する自由が制限されるため、禁止されています。
遺されたご家族のために遺言書を作成されるのであれば、遺産分割方針を十分に検討し、法的に有効な遺言書にすることが大切です。
室蘭相続遺言相談センターでは、遺言書作成についてご夫婦そろってのご相談も歓迎いたします。ご夫婦それぞれのご意向を丁寧にお伺いし、よりよい遺言書が作成できるようアドバイスさせていただきます。もちろん、共同遺言ではなく、ご夫婦がそれぞれ遺言書を作成するようサポートいたしますので、どうぞご安心ください。
室蘭にお住まいの皆様は、ぜひお気軽に室蘭相続遺言相談センターまでお問い合わせください。初回は完全無料にて、遺言書の専門家が丁寧に対応させていただきます。
2025年03月03日
Q:行政書士、父の遺産相続で必要な通帳が見つかりません。どのように調べたらよいでしょうか。(室蘭)
父の遺産相続の件で困ったことになり、室蘭近郊で問合せができそうな行政書士の先生を探していたところ、こちらのホームページにたどり着きました。
私は30代女性です。先日、室蘭にある実家で父が亡くなりました。葬儀はすでに室蘭の斎場で無事済ませることができましたが、遺品整理など遺産相続手続きを始めたところ、思うように進まず困っています。というのも、室蘭の実家をどれだけ探しても、父の通帳が出てこないのです。新卒入社から定年退職まで1社で勤め上げた父なので、退職金が入金されている金融機関の通帳があるはずなのですが、それ以外の通帳しか見当たらずこの先どのように進めたらよいのか途方に暮れています。
私は室蘭にある会社で勤めていることもあり、仕事終わりに室蘭の実家に立ち寄り遺品整理を行っていますが、家庭もありますので手探りで遺産相続手続きを進めることが負担でなりません。行政書士の先生、こういった場合どのように調べたらよいものでしょうか。(室蘭)
A:戸籍謄本等必要書類を準備すれば、金融機関の口座の有無や残高証明書を取り寄せることが可能です。
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭近郊の皆様にご愛顧いただき、遺産相続手続きや遺言書作成など相続に関わるさまざまなお問い合わせをいただいております。
室蘭のご相談者様の件ですが、まず遺品整理をしている中で遺言書や終活ノートが遺されていないか確認をしてみてください。被相続人が生前使用していた金融機関を相続人がすべて把握していることは稀ですので、ノートなどに金融機関の情報をまとめている可能性もあります。そのほか、金融機関からの郵便物や粗品(タオルやティッシュなど、銀行の名前が入ったグッズ)を手掛かりにその銀行に問い合わせてみてください。
そういったものが一切ない場合にも、戸籍謄本等を用意し相続人であることを証明できれば、金融機関に対し口座の有無や残高証明書の発行を依頼することも出来ます。
しかしながら、ご相談内容の中に「手探りで遺産相続手続きをすることが負担である」とありました。本当にその通りだと思います。仕事や家事などの合間に、不慣れな遺産相続に関する手続きを進めることはたやすいことではありません。そのような時にこそ、遺産相続の専門家のサポートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭にお住まいの皆様から遺産相続に関するご相談やお悩みを数多くいただいております。「いきなり士業事務所に依頼するのはハードルが高い…」と思われるかもしれませんが、当事務所では初回無料相談を承っております。相談をしたら必ず依頼をしなければならないなんてことはありません。遺産相続の専門家の立場から、ご相談者様のご相談を丁寧にお伺いし適切なサポート、アドバイスをさせていただきます。
ぜひお気軽に室蘭相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用ください。室蘭の皆様のお問い合わせ、ご来所をお待ち申し上げております。
2025年02月04日
Q:行政書士の先生に質問です。相続財産の調査を行いたいのですが、銀行通帳がどうしても見つかりません。(室蘭)
先日、室蘭に住む80代の父が亡なくなり、現在相続財産の確認を行っておりますが、そこで困った事がありご相談させて頂きます。突然父が倒れて亡くなったのは先日の事です。心は追いつかないまま地元の室蘭で葬儀などは済ませて、これから相続について家族で話合おうとしていました。相続人は私を含めて、母と兄の3人です。遺品整理を兼ねて相続財産の調査を行おうという段階ですが、母曰く、必ずあるはずの父名義の銀行の通帳などがどうしても見つからないと言い出しました。私も、心当たりの実家の収納を一生懸命探しましたが、どうしても見つかりません。母は父がまとまった金額をどこかの銀行に貯金している事は知っていましたが、管理を行っていたのは父です。こういったケースでは、遺された家族はどうやって相続財産調査を行えばいいのでしょうか。(室蘭)
A:相続人である事を証明できれば、銀行から被相続人の残高証明書を取り寄せることができます。
室蘭相続遺言相談センターまでお問い合わせ頂きありがとうございます。
大変お困りの事と思いますが、まずは亡くなられたお父様が、万一の事を考えて遺言や終活ノートを遺されていないかを確認して下さい。そこにご自身の財産がある金融機関などを記しているメモやリストを書いている可能性がございます。通帳そのものというよりは、そういった事が書かれた情報が載った手帳やメモのようなものがないかを今一度ご確認ください。その上で、ご実家にあるカレンダーやタオルや粗品、郵便物などで銀行などの金融機関に関わるものがないかも含めて確認しましょう。そうして手がかりがつかめた場合は該当の銀行に、もしくは見当もつかないとなれば、ご自宅近くやお父様の職場近くの銀行などに、直接問い合わせを行うことも可能です。但し、その際には問い合わせ者が相続人である事を証明する必要がございます。証明するために戸籍謄本の提出を求められますので、事前に用意しておくことをお忘れなく。
財産調査や相続手続きは自分のご両親についてが初めてという方も少なくないと思います。煩雑で手間が掛かり、思うように手続きが進まず予想以上に時間がかかることは大変にストレスです。ご自身で進めることにご不安がある方は、相続の専門家が在籍する室蘭相続遺言相談センターに依頼し、専門家に託してみてはいかがでしょうか。戸籍の収集から財産調査、相続手続き全般について相続の専門家が豊富な経験をもとにしっかりとサポートさせていただきます。
室蘭にお住まい、もしくは室蘭で相続についての相談がある方は室蘭相続遺言相談センターの無料相談をご利用ください。室蘭の行政書士が親身になって相続や遺言書作成、生前対策に関して全力でサポートをいたしております。お気軽にお問い合わせください。所員一同心よりお待ち申し上げております。
行政書士甲田啓一事務所は室蘭の専門家です。
0120-56-8015
営業時間 9:00~18:00(月~土)※電話受付は20時まで ※土曜日は要予約
つながりにくい場合・休日時間外ご対応 担当者直通:080-8636-8015まで

室蘭市を中心に登別市・伊達市・白老町・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町など北海道南西部エリアにお住まいの方は、お気軽にご相談ください。