
2025年03月03日
Q:行政書士、父の遺産相続で必要な通帳が見つかりません。どのように調べたらよいでしょうか。(室蘭)
父の遺産相続の件で困ったことになり、室蘭近郊で問合せができそうな行政書士の先生を探していたところ、こちらのホームページにたどり着きました。
私は30代女性です。先日、室蘭にある実家で父が亡くなりました。葬儀はすでに室蘭の斎場で無事済ませることができましたが、遺品整理など遺産相続手続きを始めたところ、思うように進まず困っています。というのも、室蘭の実家をどれだけ探しても、父の通帳が出てこないのです。新卒入社から定年退職まで1社で勤め上げた父なので、退職金が入金されている金融機関の通帳があるはずなのですが、それ以外の通帳しか見当たらずこの先どのように進めたらよいのか途方に暮れています。
私は室蘭にある会社で勤めていることもあり、仕事終わりに室蘭の実家に立ち寄り遺品整理を行っていますが、家庭もありますので手探りで遺産相続手続きを進めることが負担でなりません。行政書士の先生、こういった場合どのように調べたらよいものでしょうか。(室蘭)
A:戸籍謄本等必要書類を準備すれば、金融機関の口座の有無や残高証明書を取り寄せることが可能です。
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭近郊の皆様にご愛顧いただき、遺産相続手続きや遺言書作成など相続に関わるさまざまなお問い合わせをいただいております。
室蘭のご相談者様の件ですが、まず遺品整理をしている中で遺言書や終活ノートが遺されていないか確認をしてみてください。被相続人が生前使用していた金融機関を相続人がすべて把握していることは稀ですので、ノートなどに金融機関の情報をまとめている可能性もあります。そのほか、金融機関からの郵便物や粗品(タオルやティッシュなど、銀行の名前が入ったグッズ)を手掛かりにその銀行に問い合わせてみてください。
そういったものが一切ない場合にも、戸籍謄本等を用意し相続人であることを証明できれば、金融機関に対し口座の有無や残高証明書の発行を依頼することも出来ます。
しかしながら、ご相談内容の中に「手探りで遺産相続手続きをすることが負担である」とありました。本当にその通りだと思います。仕事や家事などの合間に、不慣れな遺産相続に関する手続きを進めることはたやすいことではありません。そのような時にこそ、遺産相続の専門家のサポートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭にお住まいの皆様から遺産相続に関するご相談やお悩みを数多くいただいております。「いきなり士業事務所に依頼するのはハードルが高い…」と思われるかもしれませんが、当事務所では初回無料相談を承っております。相談をしたら必ず依頼をしなければならないなんてことはありません。遺産相続の専門家の立場から、ご相談者様のご相談を丁寧にお伺いし適切なサポート、アドバイスをさせていただきます。
ぜひお気軽に室蘭相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用ください。室蘭の皆様のお問い合わせ、ご来所をお待ち申し上げております。
2025年02月04日
Q:行政書士の先生に質問です。相続財産の調査を行いたいのですが、銀行通帳がどうしても見つかりません。(室蘭)
先日、室蘭に住む80代の父が亡なくなり、現在相続財産の確認を行っておりますが、そこで困った事がありご相談させて頂きます。突然父が倒れて亡くなったのは先日の事です。心は追いつかないまま地元の室蘭で葬儀などは済ませて、これから相続について家族で話合おうとしていました。相続人は私を含めて、母と兄の3人です。遺品整理を兼ねて相続財産の調査を行おうという段階ですが、母曰く、必ずあるはずの父名義の銀行の通帳などがどうしても見つからないと言い出しました。私も、心当たりの実家の収納を一生懸命探しましたが、どうしても見つかりません。母は父がまとまった金額をどこかの銀行に貯金している事は知っていましたが、管理を行っていたのは父です。こういったケースでは、遺された家族はどうやって相続財産調査を行えばいいのでしょうか。(室蘭)
A:相続人である事を証明できれば、銀行から被相続人の残高証明書を取り寄せることができます。
室蘭相続遺言相談センターまでお問い合わせ頂きありがとうございます。
大変お困りの事と思いますが、まずは亡くなられたお父様が、万一の事を考えて遺言や終活ノートを遺されていないかを確認して下さい。そこにご自身の財産がある金融機関などを記しているメモやリストを書いている可能性がございます。通帳そのものというよりは、そういった事が書かれた情報が載った手帳やメモのようなものがないかを今一度ご確認ください。その上で、ご実家にあるカレンダーやタオルや粗品、郵便物などで銀行などの金融機関に関わるものがないかも含めて確認しましょう。そうして手がかりがつかめた場合は該当の銀行に、もしくは見当もつかないとなれば、ご自宅近くやお父様の職場近くの銀行などに、直接問い合わせを行うことも可能です。但し、その際には問い合わせ者が相続人である事を証明する必要がございます。証明するために戸籍謄本の提出を求められますので、事前に用意しておくことをお忘れなく。
財産調査や相続手続きは自分のご両親についてが初めてという方も少なくないと思います。煩雑で手間が掛かり、思うように手続きが進まず予想以上に時間がかかることは大変にストレスです。ご自身で進めることにご不安がある方は、相続の専門家が在籍する室蘭相続遺言相談センターに依頼し、専門家に託してみてはいかがでしょうか。戸籍の収集から財産調査、相続手続き全般について相続の専門家が豊富な経験をもとにしっかりとサポートさせていただきます。
室蘭にお住まい、もしくは室蘭で相続についての相談がある方は室蘭相続遺言相談センターの無料相談をご利用ください。室蘭の行政書士が親身になって相続や遺言書作成、生前対策に関して全力でサポートをいたしております。お気軽にお問い合わせください。所員一同心よりお待ち申し上げております。
2025年01月07日
遺言書に書かれていた遺言執行者について、行政書士の先生教えてください。(室蘭)
先日室蘭で暮らしていた父が亡くなりました。相続人は母と私と弟になると思います。生前、遺言書を書き、公証役場で保存してあるという旨を父より聞かされていたため、弟と一緒に公証役場へ行ってきました。遺言書を見てみると、財産として室蘭の一戸建てを相続することや同じく室蘭市内に駐車場の不動産があることなどが書かれており、また、文末には今相談させていただいる者を遺言執行者に指名すると書かれていました。私は法律に携わる仕事をしているわけでもなく、そのような知識はまったくありません。そもそも、遺言執行者という言葉を聞いたこともなく、どのようなことをすればよいのか分からず困っています。遺言執行者とはどのようなことをする人なのか、教えていただけませんか。(室蘭)
遺言執行者は遺言書の内容を実現するために必要な手続きを行います。
遺言執行者とは、その名の通り、遺言書の内容を執行する人のことをいいます。遺言者の指名は遺言書をのこすひとが遺言書にて行い、指名された人は相続人に代わって、遺産の名義変更などの相続手続きを行い、遺言書の内容の実現に務めます。
なお、遺言執行者に指名された場合でも辞退することも可能であり、必ず就任しなければならないわけではありません。遺言執行者を受けるかどうかは本人の意思により、決定することができ、就任する前であれば、相続人に対して辞退する旨を伝えることで、遺言執行者になることを辞退することができます。
また、就任した後に辞任することも可能ですが、その場合には家庭裁判所に申し立てを行い、遺言執行者の辞任を許可するかどうか、家庭裁判所が判断します。
遺言執行者を一度引き受けると、やっぱり辞めたいと思ってもすぐには辞めることはできず、家庭裁判所に判断を委ねることになります。遺言執行者を引き受ける際には慎重に判断することをおすすめします。
相続手続きの際に発生しやすいトラブルを避け、スピーディーな手続き完了を目指す室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭周辺エリアの皆様の複雑な相続手続きに関するお手伝いをさせていただいております。
室蘭相続遺言相談センターには、室蘭の地域事情に詳しい相続手続きの専門家が在籍しており、室蘭の皆様の相続全般に関する疑問や不安点、難しい専門用語などについても行政書士が親身になってご対応いたします。
初回のご相談は無料ですので、室蘭の皆様、ならびに室蘭で相続手続きができる事務所をお探しの皆様、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024年12月03日
Q:父の遺産相続を兄弟で相続を行うつもりですが、相続財産が不動産しかありません。どのように分ければ良いのか行政書士の先生にお伺いします。(室蘭)
先日亡くなった室蘭に住んでいた父の遺産相続について行政書士の先生に質問です。父の遺産を調べたところ、室蘭にある自宅と室蘭郊外にあるアパートのみで、医療費などに使ったらしく、現金や預貯金の金融財産についてはほぼ残っていない状態でした。母は私が成人したころ既に他界しており、弟は室蘭から離れた場所に住んでおります。弟とは今でも頻繁に連絡を取り合っており、これから遺産相続の話し合いを行いたいのですが、現金と違い不動産の遺産についてはどのように分けたら良いのでしょうか。今のことろ、不動産を手放す事については考えておりせん。
A:相続する不動産を手放すことなく遺産相続を行うことは可能です。
お問い合わせありがとうございます。まずは、お父様の遺言書が残されていないかご実家を探してみて下さい。もしも見つかった場合は遺言書の内容に従って遺産分割を行うので、遺産分割について話し合う遺産分割協議を行う必要はありません。遺産相続では遺言書の有無がその後の遺産分割を大きく影響しますので、話し合いの前に遺言書有無の確認が大切です。
その上で、今回は遺言書が残されていなかったという想定で遺産相続についてご説明します。故人(被相続人)の遺産は相続人全員の共有財産となりますので、遺言書のない場合には、遺産分割協議を行わなければなりません。ご相談者様のケースですと、お父様が遺した不動産がお二人の共有財産となるので、その遺産分割をお二人の話し合いで決定します。
不動産の売却は考えていないということですので、以下2点の方法をご紹介いたします。
例えば、相談者ご本人様がご自宅で、弟様がアパートを相続する、といった方法です。相続人全員が納得できるようであればスムーズな遺産相続となります。しかし、不動産評価が全く同じになる事はないので、相続人の中で不公平が生じることが多々ある事を覚えておきましょう。
- 代償分割・・・相続人のうち一人ないし何人かが被相続人の遺産を相続して、法定相続分に満たない財産を相続する相続人に対して不足分相当額の代償金、若しくは代償財産を支払うことで均等に分割する方法です。
代償分割は不動産を手放すことなく遺産分割を行うことができるので、例えば相続した自宅に相続人が住んでいる場合などに良い方法だといえます。しかし、不動産を相続した相続人は代償金として支払う額の現金の用意が必要になります。今回のご相談者様は、まずは不動産(ご自宅とアパート)の価値を調べる事を行ってから、遺産の分割方法についてご相談されると良いでしょう。
室蘭相続遺言相談センターでは遺産相続手続きについて室蘭の皆様に分かりやすくご説明できるよう、遺産相続手続きの専門家による無料相談の場を設けております。また、遺産相続手続きのみならず、相続全般に精通した専門家が室蘭の皆様のお悩みを丁寧にお伺いさせていただいておりますので、お気軽にお問合せください。
室蘭の皆様、ならびに室蘭で遺産相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。
2024年11月05日
Q:私の相続において前妻が相続人となる可能性があるのかどうか、行政書士の先生にお尋ねします。(室蘭)
私は室蘭に住む男性です。相続の件で分からないことがあるので行政書士の先生に質問です。
私は十数年前に離婚しており、現在は別の女性と室蘭で同居しております。現在同居している女性とは籍を入れていない、内縁の関係です。
私には、前妻との間にも内縁の妻との間にも子供がいないのですが、私が亡くなった時には誰が私の財産を相続することになるのでしょうか。
私の希望としては、現在室蘭で一緒に暮らしている内縁の妻に財産をすべて渡したいと思っているのですが、前妻が相続人になる可能性もありますか?(室蘭)
A:法律婚をしている配偶者でなければ相続権はないため、前妻が相続人となることはありません。
配偶者は法定相続人(法的に相続権を有する人)ですが、これは法律上婚姻関係にある配偶者を指します。離婚が成立して婚姻関係を解消している前妻については、相続権がありませんので、ご相談者様の死後に前妻の方が相続人となることはありません。
また、現在室蘭で同居している女性は籍を入れていない内縁の奥様とのことですので、相続においては配偶者とみなされず、相続権がありません。
まずは法定相続人が誰になるのかを確認しましょう。民法では法定相続人となれる人とその順位を以下のように定めています。
【法定相続人】
- 配偶者:常に相続人
- 第一順位:子供や孫…直系卑属
- 第二順位:父母…直系尊属
- 第三順位:兄弟姉妹…傍系血族
上位の順位の人が健在の場合、下位の順位に該当する人は法定相続人ではありません。上位の順位の人が死亡している、またはそもそも存在しない場合に、次の順位の方に順に相続権が移ります。
室蘭のご相談者様には配偶者もお子様もいないとのことですが、ご両親がご健在であればご両親が相続人となります。ご両親もいない場合には、兄弟姉妹へ相続権が移ります。
室蘭のご相談者様のご希望は内縁の奥様に財産を渡したいとのことですが、もし上記の順位に該当する人がひとりもいない場合、「特別縁故者に対しての財産分与制度」を利用し、内縁の奥様が財産の一部を受け取れる可能性があります。そのためには、室蘭のご相談者様の死後に、内縁の奥様が家庭裁判所へ申し立てをし、特別縁故者として認められる必要があります。もし認められない場合には、内縁の奥様は財産を受け取ることができません。
内縁の奥様へ財産を渡したいのであれば、生前のうちに遺贈の意思を記した遺言書を作成することをおすすめいたします。遺贈とは、遺言書を通して法定相続人ではない人に財産を渡すことです。遺言がより確実なものとするため、遺言書の中で遺言執行者を指定しておき、公正証書遺言にて遺言書を作成するとよいでしょう。
室蘭の皆様、相続は細かなルールが定められており、相続に不慣れな方では判断に困ることもあるかと存じます。室蘭にお住まいで、ご自身の相続についてご不安な点やわからないことがある方は、室蘭相続遺言相談センターへご相談ください。初回のご相談は完全無料にて、室蘭の皆様それぞれのご相談内容に合わせた適切なサポートをさせていただきます。
行政書士甲田啓一事務所は室蘭の専門家です。
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