相談事例

室蘭の方より遺言書に関するご相談

2020年12月15日

Q:行政書士の先生にご相談があります。現在入院している父が遺言書を作成したいと言っているのですが、寝たきりの父が病床で作成することは可能ですか?(室蘭)

初めまして、行政書士の先生にご相談があります。私は室蘭に住んでいる50代の会社員です。現在70代の父は室蘭にある病院に入院しており、長らく闘病生活を送っています。意識はしっかりしていますが、寝たきりの状態です。自身の状態を悟ったのか、最近父が遺言書を作りたいと言ってきます。父と私は建築士であり、一緒に父名義の自宅の一部をオフィスにして働いていました。父としては大切な職場の環境をそのまま私に引きついでほしいと思っているようです。しかし私にはあまり仲の良くない弟がおり、父の死後、相続財産に対して強く主張してくることを懸念しているようなのですが、父は病床に居りますので、専門家に会うために外出したりすることは出来ません。そんな父が遺言書を書く事は可能でしょうか?(室蘭)

A:基本的には病床にて遺言書を作成することは可能です。

お父様が、意識がはっきりされている状態で筆を執ることが出来るようでしたら自筆証書遺言を作成することが可能です。ご自身で遺言の内容と遺言書の作成日、署名等を自書し押印できるご状況でしたらすぐにでもお作り頂けます。また、自筆証書遺言には財産目録を添付しなければなりませんが、お父様が自書する必要はなく、ご家族の方がパソコンで表などを作成し、お父様の預金通帳のコピーを添付すれば大丈夫です。

もしも現在のお父様が遺言書の全文を自書することが困難な状況である場合は、病床まで公証人が出向き作成のお手伝いをする“公正証書遺言”という遺言書もあります。ただし、公正証書遺言の作成には二人以上の証人と公証人が立ち会う必要があり、日程調整に時間がかかる可能性があります。お父様のご容態次第では遺言書自体作成ができなくなる可能性もありますので、遺言書作成の専門家に証人の依頼をすることをお勧めします。

【公正証書遺言メリット】

⑴ 作成した原本が公証役場に保管され、遺言書紛失の可能性がない。

⑵ 自筆証書遺言の際に必要な家庭裁判所による遺言書の検認手続きが不要。

※なお「法務局における遺言書の保管等に関する法律」により、自筆証書遺言の保管を法務局に申請し、保管された遺言書は相続開始時に家庭裁判所による検認が不要となりました。ただし、自筆証書遺言を法務局にあずけるためには、本人が出向く必要があるため、入院先から移動できない状態の場合には難しいでしょう。

室蘭にお住まいの皆様、相続において遺言書の存在は大変重要になりますので、相続人同士、円満かつ迅速に手続きを進めるためにもぜひ私ども室蘭相続遺言相談センターの相続の専門家にご相談ください。室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭の皆様の相続のご相談を多く承っております。室蘭の皆さまのお役に立てるよう、室蘭の皆様の親身になって対応させていただきます。相続に関するお困り事をお持ちの方は、初回のご相談は無料ですので、室蘭相続遺言相談センターまでお気軽にお問合せ下さい。

室蘭の方より相続についてのご相談

2020年11月16日

Q:相続の手続きにはどれくらいの時間がかかるのか、行政書士の先生にご相談したいです。(室蘭)

室蘭に住む50代主婦です。先日、実家で一人暮らしをしていた父が亡くなり、相続手続きを進めようとしております。実家がある場所は遠く、私自身も家庭がありますので、あまり長く家を空けることができないのが現状です。そのうえで、なるべく相続手続きを早く済ませたいと考えているのですが、通常相続手続きにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。ちなみに、相続する遺産としては、父が所有していた不動産と預金と手元預金です(室蘭)

A:相続手続き完了までのお時間は、財産の種類により異なります。

相続の手続きにかかる期間は、自筆の遺言書がある場合や行方不明の相続人がいる場合、未成年の相続人がいる場合等、別途家庭裁判所への手続きが必要となるため通常よりも長くなる傾向にあります。また、上記のような手続きが不要な場合であっても、手続きにかかる期間は相続する財産の種類によっても異なるため相続によっても全てを完了するまでの期間は違うことになります。ご相談者様の相続財産に合わせて、ここでは、不動産と金融資産について、相続手続きの流れや一般的にかかる期間についてそれぞれご説明致します。

まず、不動産のお手続きにかかる期間は、手続きに必要な資料の収集に1~2ヶ月程、法務局へ申請したのち2週間程度となります。手続きに必要な書類は、戸籍謄本一式、被相続人の住民票除票、相続する人の住民票、遺産分割協議書、印鑑登録証明書、固定資産税評価証明書等です。これらを揃え、亡くなられた方の所有不動産の名義を相続人様の名義へ変更するために法務省にて申請を行います。

一方、金融資産のお手続きにかかる期間は、資料収集に12ヶ月程、金融機関での処理は2~3週間程度となります。必要な書類は、各機関によって多少内容が異なりますが、戸籍謄本一式、遺産分割協議書、印鑑登録証明書、各金融機関の相続届等で、これらを提出します。お手続きに関しては、亡くなられた被相続人の口座の名義を相続人名義へと変更するか、もしくは解約して相続人へと分配するかを選択します。

相続の手続きは複雑となっております。ここでは、一般的な不動産と金融資産の手続きの流れと手続きにかかる期間についてご説明しましたが、実際、ご自身で手続きをしようとすると、様々なトラブル等により手続きにもっと時間がかかってしまうことも多くあります。そこで、はじめから専門家に相談することで、手続きをスムーズに進めることができます。室蘭相続遺言相談センターでは、専門家が多く揃い、様々な悩みに対応させていただいております。初回無料相談も実施しておりますので、相続についてお悩みやお困り事がございましたらぜひお気軽にご利用ください。室蘭の皆様のご連絡を心よりお待ちしております。

室蘭の方より相続についてのご相談

2020年10月22日

Q:行政書士の先生にお伺いします。私は実の母の再婚相手の相続人になるのでしょうか?(室蘭)

私は室蘭に住む会社員です。両親は私が成人になってから離婚しており、それぞれ再婚しています。母は再婚相手の方と室蘭市内で暮らしていましたが、先日再婚相手の方が亡くなりました。私も数回お会いしたことがあったので、母から連絡があり葬儀に参列しました。私はその方とは特に親しかったわけではないので相続について関心がありませんでしたが、母から葬儀の場で、私も相続人になるから遺産分割協議やその後の相続手続きを手伝うよう言われました。実の母の再婚相手とは言え、私とは血縁関係ではありませんし、私は実母の再婚相手の法定相続人であることに疑問があるのですが、実際のところどうでしょうか?(室蘭)

 

A:ご相談者様が再婚相手の方と養子縁組をしていれば法定相続人ですが、していなければ法定相続人ではありません。

子どもが法定相続人となるのは被相続人の実子か養子に限ります。今回のご相談においては、ご相談者様が成人されてからご両親が離婚されているということがポイントとなります。成人が養子になる場合、養親または養子が養子縁組届の届出を行いますが、その際双方の自署押印が必要となりますので、お母様の再婚相手の方と養子縁組をしたかどうかは、ご相談者様ご自身でお分かりかと思います。つまり、ご相談者様が養子縁組の届出をしていないのであればご相談者様は再婚相手とは養子縁組にはなっていないということになります。よってご相談をお読みさせていただいた限りでは、ご相談者様は再婚相手の相続人ではありません。

今回のケースではありませんが、養子縁組をしていた場合、相続人であっても被相続人の方の相続をしたくない場合は相続放棄の手続をすれば相続人ではなくなります。

室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭の皆様それぞれにあった遺言書作成を室蘭の皆様の親身になってお手伝いさせていただきます。相続の専門家へ依頼をすることで、より確実に遺言を残すことが可能となりますので、大切なご家族のためにもぜひ遺言書を残しましょう。室蘭相続遺言相談センターの専門家が室蘭の皆様の遺言書作成のお手伝いさせて頂きますのでまずは無料相談へお越しいただいてご状況をお聞かせ下さい。室蘭相続遺言相談センターでは、初回の相談を無料でお伺いしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、室蘭の皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。

室蘭の方より遺言書についてのご相談

2020年09月04日

Q:遺言書に書いていない財産が見つかりました。どのように手続きをしていけばいいのか行政書士の先生にお伺いしたいです。(室蘭)

先月亡くなった父の遺言書についての相談です。室蘭で暮らしていた父は、生前から自分にもしものことがあった時に家族が困らないようにと、遺言書を作成し相続の際に揉めることのないようにしていてくれました。そのおかげで私たちは遺言のとおり手続きをスムーズに進める事ができていたのですが、つい先日実家を整理していたところ見たことない不動産権利証が見つかりました。確認したところ、遺言書には書いてないが父が先代より相続した土地が室蘭の他にもある事がわかりました。室蘭ではない土地で、長年活用されていなかった事もあり、遺言書から漏れていたようです。この新たに見つかった不動産の相続手続きはどのように行えばよいのでしょうか。(室蘭)

A:遺言書の中で、記載のない財産に関する扱いについての記載がない場合は、相続人で遺産分割協議を行います。

まずはお父様の遺言書の中に、「遺言書に記載のない遺産の相続方法」について記載があるかどうかをご確認下さい。相続財産が多い方などは、もしも財産に記載漏れがあった場合にも対処できるように「記載のない財産の扱いの仕方」として記載をする方もいらっしゃいます。この記載があることで、後々みつかった相続財産の扱いに関しても、お手続きがスムーズに進むことに繋がります。もしお父様の遺言書にも、このような内容が書かれている場合には、その記載された内容に従い手続きを行ってください。

このような記載がなかった場合は、その新たに見つかった財産について相続人全員での遺産分割協議により、分割方法を決定する事になります。そして、遺産分割協議で決定した内容を、遺産分割協議書にし、その内容に従い手続きを行います。不動産の登記変更には、この遺産分割協議書は必要な資料となりますのできちんと作成し大切に保管をしておきましょう。

私共、室蘭相続遺言相談センターは、室蘭にお住まいの皆様の相続に関する専門家として、どのようなお困り事も精一杯お手伝いをさせて頂いております。遺言書に関しては、相続を生前から行える非常に大切な対策になります。遺言書は、法的に認められる内容で作成されていなければ、せっかくの遺言書も無効となってしまいます。これでは、残された大切なご家族の負担となってしまいますので、遺言書作成は専門家へと頼ることをおすすめいたします。

室蘭相続遺言相談センターでは、ご相談にいらっしゃった方それぞれにあった遺言書作成をお手伝いさせていただきます。相続の専門家へ依頼をすることで、より確実に遺言を残すことが可能になります。大切なご家族のためにも、生前からご自身でもしもの時について対策をしておきましょう。我々は、そのお手伝いを親身にさせて頂きますので、ぜひ無料相談へとお越しいただき、まずは現在のご状況をお聞かせ下さい。当センターでは、初回の相談を無料でお伺いしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

室蘭の方より遺産相続についてのご相談

2020年08月13日

Q:遺産分割協議書を作らないと遺産相続は出来ないのでしょうか?行政書士の先生のご助言をお願いします。(室蘭)

私は室欄在住の40代女性です。この度、主人が亡くなったので遺産相続について調べており、こちらの行政書士の先生にご相談させて下さい。室蘭で自営業を営んでいた主人が事故により先日49歳という若さで亡くなりました。突然のことで、慌てて葬儀を済ませましたが、この先どうしたらいいのか途方に暮れています。遺品整理というほどの遺品はなく、遺言書ももちろんありません。相続人は妻である私と成人の子供の2人のみですが、遺産分割についてはこの前話し合いをして既に纏まっています。主人には財産というほどのものはなく、揉める事もないかと思います。このまま遺産相続に関しては終了したいのですが、遺産分割協議書を作成しないと遺産相続完了とはならないのでしょうか?(室蘭)

A:遺産分割協議書は今後も必要となる可能性がありますので遺産相続の手続きを進めるうえで作成しておきましょう。

まず、遺産分割協議書とは、相続人全員が遺産の分割方法について話し合い、合意した内容を書面にしたものをいいます。遺産分割協議書は下記のような場面で必要となりますので作成しておいた方がいいでしょう。

【遺言書がない場合の相続手続きにおいて、遺産分割協議書が必要になるケース】

  • 不動産の相続登記
  • 相続税の申告
  • 金融機関の預金口座が多い場合(遺産分割協議書がないと、全ての金融機関の所定用紙に相続人全員の署名押印が必要)
  • 相続人間のトラブルが予想される場合

上記にもあるように、遺言書が残されている場合は遺言書の内容に沿って遺産相続手続きを進めるので、遺産分割協議書を作る必要はありません。今回のケースでは、旦那様は若くして事故で亡くなられておりますので遺言書をご用意されていることはないかと思いますが、今後の手続きを進める中で遺産分割協議書を用意していた方が良い場面は多く、正式な書面である遺産分割協議書を作成しておく方が安心と言えます。

上記に当てはまる場合は遺産分割協議書の作成をお勧めしますが、時間の無い方や、相続する不動産が複数ある方などは、専門家である行政書士へ依頼すれば迅速かつ正確に手続きを進める事が出来ます。また、遺産分割協議書は遺産分割内容の確認のためにも作成しておくと安心です。

人生のうち遺産相続は何度も経験することではなく、不安に思われて当然です。相続人の調査、財産の調査等、相続には面倒や負担も多く、不慣れな方が手続きを進めると予想以上に時間がかかることもあります。ご自身での手続きにご不安のある方は、これらの手続きを室蘭相続遺言相談センターの遺産相続の専門家に依頼してみてはいかがでしょうか。まずは軽い気持ちでご相談下さい。室蘭相続遺言相談センターでは、遺産相続や遺言の専門家として、室蘭近郊の皆様の戸籍の収集から遺産相続財産の調査、遺言書の作成までを幅広くお手伝いしております。室蘭をはじめ、登別、伊達の皆様のお力になれるよう日々お手伝いしておりますので、遺産相続や遺言に関するお困りごとがございましたら、ぜひお気軽に無料相談をご利用下さい。室蘭近郊の皆様のご来所を所員一同でお待ちしております。

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